2020年6月10日水曜日

さかさことぱでうんどうかい

作:西村敏雄
出版社:福音館書店

今回紹介するのは小学2年生の息子が「ママが書いているやつ(ブログ)に載せたらいいと思うよ」と言ってくれた絵本です。

作者の西村敏雄さんは「バルバルさん」という絵本が有名ですが、動物の絵が本当に可愛らしいのです。

この作品はすべて回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)でできています。
私が子供のころは『ダンスがすんだ』や『わたし まけましたわ』などがありましたが、そういう古い回文から、えー?こんな回文?というものまでたくさん出てきます。

運動会の中で回文が使われていて、特にストーリー性があるわけではないのですが、子どもはなんだか楽しいらしく、何度も「読んで」と言ってきますし、自分でも読んでケタケタと笑っています。

本当は運動会前の5月の読み聞かせボランティアで読んでみようかな?と思っていたのですが、今年はそれがかなわずに残念でした。
それならブログに載せればいいじゃん。と言われ、今回紹介させていただきました。
早く子どもたちの前で読みたいのですが、まだ先になりそうなので、皆さんにも読んでいただけたら嬉しいです。

2020年6月8日月曜日

パンケーキをたべるサイなんていない?

文:アンナ・ケンプ
絵:サラ・オギルヴィー
訳:角野栄子
出版社:BL出版

今回紹介する絵本は、とにかく一度手に取ってページをめくってほしい一冊です。

デイジーのパパとママはいつも忙しく、デイジーが何を言っても「はいはい」と適当にしか聞いてくれません。
今回も家に紫色の大きなサイが現れたと言ってもまったく聞いてくれません。
デイジーはあきらめてサイと二人?(一人と一頭?)で遊びますが、実はサイは遠いところから動物園に連れて来られていて、本当は故郷に帰りたいと思っていることを知り、どうやったら帰してあげられるのかを考えます。

デイジーはサイを帰してあげることができるのかな?
パパとママはデイジーの話を聞いて、サイがいることをわかってくれるかしら?

最後のページにもびっくりする動物が出てきて、本当にユーモアたっぷり、読み聞かせでもとても楽しく読める作品です。


ブログには表紙以外のページを載せられないので、紹介はできないのですが、
27センチ角というちょっと大きめの絵本にはみ出そうなくらいの大きさでユーモラスなサイの絵が描かれていています。
初めて見る人はちょっとびっくりしますよ。
是非手に取ってみてみてください。




2020年6月2日火曜日

図書館も再開しました

今週からやっと学校も少しの時間ですが始まりましたね。

緊急事態制限が出る前に借りてた本を返しに図書館に行ってきました。図書館もコロナ対策で返却と借りる場所だけで、他の場所は入る事ができませんでした。手にとって読むことは出来ませんが図書カードを持っている人はオンラインで予約すればカウンターで本を借りる事が出来ます。是非活用してみてください。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

グレース・ホッパー プログラミングの女王


著者;ローリー・ウォールマーク文、ケイティ・ウー絵、長友 恵子訳
出版社;岩崎書店

最初のプログラマーの一人であり、プログラム言語のCOBOLを開発した人のお話です。私の学生時代はCOBOLなどは一般的でしたが、今やそれを使ってる人は少ないのかな?子供よりも私が読みたかったので図書館から借りてきてしまいました。今まで女性でプログラミングを広めた人は少ないと思います。プログラミングは男女の差別は無いはずなので今後もこのくらい活躍する女性が出てくる事を楽しみに女の子もどんどんプログラミングを勉強して欲しいです。