作・絵:林 明子
出版社:福音館
今回は、少し長めの絵本です。
実は100ページあるのですが、文字は少なく、どのページにもふんだんに林明子さんの絵が描かれています
ちっちゃいなほちゃんは、お隣のともこおばさんが主催する大きい子のキャンプに行きたくてたまりません。
でも、ちっちゃい子はすぐに泣くし、大きい荷物を持てないし、まきを集められないし、夜怖がるからダメ。と大きい子たちは大反対。
そんな中、ともこおばちゃんから「暗い外にひとりでおしっこに行ける」ことを条件に連れて行ってもらいます。
キャンプ当日、なおちゃんは小さいながら重い荷物を持ち、まきを拾い、大奮闘。母親目線で読んでいると思わず涙が出てきそうになります。
なほちゃんは、みんなでご飯を食べ、花火をし、怪談話を聞きます。
さて、くらい夜にちゃんとひとりでおしっこに行けたかな?
翌日の朝、すこしお姉ちゃんになったなほちゃんの元気な言葉が心を打ちます。
初めてひとりでキャンプやお泊りにいく子どもに読んであげるのにぴったりな一冊です。
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