2020年7月24日金曜日

バナナじけん


作:高畑 那生
出版社:BL出版

今回紹介する絵本は、読み聞かせで大人気の『バナナじけん』です。
お母さんたちは知らなくても子どもたちはみんな知っている『バナナじけん』
みんなで笑える『バナナじけん』

ある日バナナを積んだ車が1本のバナナを落としていきます。
そこにやってきたのは一匹のさる。(表紙の絵はなんともダイナミックな猿ですよね)
さて、どうするかと言ったら、当然食べますよね。パクっと。
そして皮はポイッ!!
その後にうさぎがやってきます。バナナの皮と言えば、当然すべって。。。
そしてその後にはなんとワニがやってきます。ワニは一体どうするのか?

車に積まれたバナナはどんどん落ちていきます。そしてさるはどんどん食べていきます。
さて、、、最後はどうなるのかな?

このお話は、とても単純な起承転結と反復が子どもたちにとてもウケるのです。
さる、うさぎ、ワニが同じことを繰り返しますが、それがとても面白い。

最近笑いが少ないなー。と思うときに読みたくなる一冊です。

2020年7月9日木曜日

バイバイ、わたしの9さい!



題名:バイバイ、わたしの9さい!
作者:ヴァレリー・ゼナティ
絵:ささめやゆき
訳:伏見 操
出版社:文研出版


今回は絵本ではなくて児童書を紹介します。読み聞かせで読ませる事はできないと思うのですが、小学中級からと書いてあるので読書感想文などにおすすめです。

こちらの紹介文にも書いてありますが、もうすぐ10歳になる女の子が新聞で「世界では、4秒に一人が飢えで命を失っています」という記事を見て「できるだけ早く、大統領になる」という考えを出す事にびっくりですが、こういう発想を出す子供達が増えたらいいなと思いました。

今、コロナや洪水などで大変な時期に差し掛かりましたが、それを当たり前となる時代になるのか、解決していく力を子供達に教えていけるのかで未来の地球が変わっていくはず。

小学生から大人まで読んで欲しい本です。